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日本一の山で見えてきた、『山梨県内実績No.1』 小野石材店の目に見えない歴史と伝統の秘密
イベント続きで慌ただしかった6月も終わり、明日からいよいよ7月です。
7月は海や山の恋しい季節となりますね。
特に明日7月1日は、山梨が誇る富士山の山開きです。登山の計画を立てている方も多いのではないでしょうか。
(富士山は、静岡県と山梨県に跨る独立峰。)
五合目から富士山を望む
標高 3776m の富士山は日本最高峰の山です。
今回は、そんな日本一の富士山と小野石材店の石への想いをお伝えする記事です。
(「ありがとうございます」を略した若者言葉)
スリーピークスが終わって、なんだかエモい(なんとなく寂しい気持ちや悲しい気持ちを表す若者言葉)よね~?
ところで仕事の話に変わるが、小野石材店は多くのお客さまに支持されて、ありがたいことに石材業として「山梨県内実績No.1」の会社だ。そのことは小野石材店でもっとも経験の浅いペーペーである君も承知しているね?
しかし、口先だけではダメだ。
実際にNo.1の重みを体感するために富士山に登ってきたまえ。
日本で一番高い山は富士山だ。では二番目は?
小野石材店が「県内実績No.1」になるまで、私の奮闘はもちろん、偉大な先人たちや現在の上司、先輩、同僚の高い志、誠実な仕事が評価され実現しているんだ!
No.1の重みを少しでも知るために、わかったらとっとと登ってきたまえ!
話が外まで聞こえてきたよ。
会社を想う、熱い情熱を持っている社員さんがいることを嬉しく、そして頼もしく思うよ。
二人だけの話にしようと小声で話していたんですが、ついつい仕事のことになると熱くなってしまって…。お恥ずかしいw
山や石に夢中になるのはいいけど、早くお嫁さんを見つけてますます仕事にハゲんでほしいものだね。
富士宮ルートから富士山頂上を目指す
そんなやり取りがあって、行ってきました富士登山に。
相変わらず営業 依田の無茶振りからはじまりましたが、「1番」の重みを経験するのは、確かに小野石材店で仕事をするうえでなにか通じるものがあるのではないかと思い日本一の山、富士山での登山にチャレンジしました!
富士宮ルート 5合目登山口にある、サー・ラザフォード・オールコック富士登山記念碑
今回チャレンジしたのは、富士宮ルートから。
トレラン部エース、ぶっちぎりの依田や、常に走り込みをしてトレーニングを怠らない代表
小野や営業部長の村田と違い、ヘタレの私は他のルートに比べて歩行距離の短いこの富士宮ルートを選択しました。
五合目から六合目までの道のり。まだ緩やかな登り道です。
富士山での景色は、普段なかなか見ることのできない絶景が広がり、いつもパソコンの前にへばりついている私には素晴らしい体験となりました。
空と雲のコントラストがとても鮮やかでキレイです。
歩行距離が短いとはいえ、富士山は富士山です。
スタート地点の五合目から最初は緩やかな坂が続きますが、上に行くほど徐々に斜面も急になってきます。さらに、登れば登るほど空気は薄くなり、体力はみるみる削られていきます。
近道もズルもできません。ただただ、一歩一歩踏みしめて登っていくしかありません。
道中は溶岩と石がゴロゴロ転がっており、しっかりとした登山靴でなければ大変危険です。
絶景を眺めながらも、登山はキツく、速乾性のある衣服や防寒対策、軽食、水分は必須です。初心者でも比較的登りやすいと言われる富士山ですが、山を甘く見てはいけません。
日本一の山を登りながら、「小野石材店の先人たちも、この登山のように地道に歩を進め、145年もの間、信頼と実績を築いてきたのだな。」などと、小野石材店の歴史に思いを馳せることができました。
そして、いまもその歴史と伝統を引き継ぎ、代表の小野をはじめ、上司、先輩、同僚も頑張っているのだと思うと、「もう帰ろう」という甘い気持ちが消えていきます。
富士登山を通じて依田の伝えたかったことは、決してスリーピークスに出場しなかった私に意地悪をしたわけではなく、きっとこういうことなのだろう(多分)と、登山途中の絶景の中に、依田の笑顔を思い浮かべました。
登るたびに空気は薄くなり(決して依田の顔を思い浮かべたからではありませんw)、斜面は急になります。高い場所へ行くには歩みを進めるたびに負荷はかかります。人生や技術の向上、諸々に通じてきます。富士登山はさまざまなことを教えてくれます。
八合目池田館さんを過ぎると登山道脇にお地蔵様が。登山の無事をお祈りします。
八合目からは富士山頂上浅間大社の所有する奥宮境内地になります。ここからは神様が宿るとされる御神域。
神聖な気持ちで登山します。
辛い登山では下を向きがちですが、顔をあげると雲海が広がる絶景が。なんだか人生にも通じますね。辛い時には下ばかり見て気づかないことも、顔を上げて見渡すことで見えなかった景色が見えてきます。
頂上まではもうすぐ。小野石材店の上司、同僚の顔を思い浮かべながら、もうひと頑張り!
頂上目前の登山道にあった溶岩。溶けて固まったあとが生なましいです。
遂に感動の富士山頂上へ!
そして遂に富士山頂上に到着。
まだ雪も多く、登山前に残雪などの情報があれば、軽アイゼンなどの装備も必須です。これからのシーズン、特にご来光を見に行く方は、防寒対策をしっかり準備することが必要です。
これが日の出前の夜であれば、ものすごく寒いです。
富士山頂 剣が峰に建つ富士山測候所まで登り、ようやく日本最高峰 3776mに到達しました。
素晴らしい眺めと達成感。
ここに到達するまで大変な苦労でした。小野石材店に途中入社の私など、ヘリコプターで最初から頂上へ乗せてきてもらったようなもの。
小野石材店145年の歴史の中で、今まで見てるようで見ていなかった偉大な先人たちの苦労に思いを馳せるとともに、改めてNo.1であることの重みと責任感を痛感しました。
技術と技量、そして心を磨いてお客さまに選ばれ続けなくてはいけない。富士山を登ってそう感じることができました。
とはいえ小野石材店の社員は、頂上にいるとは思ってもいません。常に高みを目指して切磋琢磨しています。
「富士山に登って帰ってきたら、焼肉をふるまってあげよう。」
登る前にそう言った依田の言葉を信じ、疲れきった体に染み渡る、美味な肉の味に思いを馳せながら無事下山しました。
(※富士登山に関して登山経験があまり無い方は、十分な知識と経験をもった方との同行のうえ、「登山計画書」を提出して安全に登山してください。)
常に高い志と目標をもって努力を続ける小野石材店社員。すべてはお客さまに寄り添い、ご満足いただくためです。
滝行(※「修行走の活躍を祈念!七面山で滝行を敢行!」参考)に続く、人生観の変わる貴重な体験をすることができました。無茶振りする依田には感謝しかありません(笑)
ときには楽しく、そして真剣に石と向き合う小野石材店を今後ともよろしくお願いいたします!(^^)
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