スタッフブログ
お墓参りはいい事ずくめ。お盆のお墓参りに子どもを連れて行くべき4つの理由!
最近は地震や台風などの自然災害がとても多いような気がします。
今週は日本を縦断して、各地で甚大な被害をもたらした台風5号の災害がありました。
被害に遭われた方には、心からお見舞い申し上げます。
一日も早く普段通りの生活ができるよう心から願っております。
宇宙から見た台風5号
そんな台風5号ですが、ロシアの宇宙飛行士セルゲイ・リャザンスキーさんが撮った画像が話題になっていました。
Прямо сейчас этот #супертайфун по имени #Нору «гуляет» над Тихим океаном. // Super #Typhoon #Noru swirling in the Pacific Ocean. pic.twitter.com/SUPOnXCM6h
— Сергей Рязанский (@SergeyISS) 2017年8月1日
宇宙から見た、今回の台風5号です。
改めて自然の脅威を感じます…。
災害時には防災の備えや、落ち着いた行動、情報収集の必要性など、日頃から考えておくことがとても重要だと思いました。
もうすぐお盆。お子さまのいるご家庭は、お墓参りにお子さまを連れていきましょう!
もう一般的には、お盆ですね。
※お盆の時期については、前回記事
いまさら知らないとは言えない!この時期に知っておきたいお盆の期間とその意味。
[小野石材店ブログ 2017.07.13]
でご紹介させていただきました。
7月にお盆という地域もあるかと思いますが、一般的には11日(金)の山の日から夏季休暇でお盆を過ごされるという方が多いのではないでしょうか。
さて先日の7月31日に大阪の「百舌鳥・古市古墳群」が世界文化遺産への推薦を受けました。もちろん古墳は古代のお墓のことです。
上空から見た百舌鳥・古市古墳群
Google Earthより
最近プライベートで青森県にある、縄文時代のお墓が発掘された三内丸山遺跡に訪れたり、個人的に古代のお墓がマイブームです!(笑)
国内最大のお墓(古墳)がある、百舌鳥・古市古墳群。
大先輩!!!
山のことなら依田晃範!
と言われる私ではありますが、さすがにそれは知りません!
クライミングのやり過ぎで腕を怪我してしまって、毎日仕事後になにをしたらいいか悩んでいる暇があったら、本格的に婚活に取り組んだらどうかね?
岩肌に引っ掛けるのは得意ですが、女性はまったく引っ掛かりません(笑)(※)
先輩のように、奥さんに内緒でカメラやレンズをインターネットで次々に引っ掛ける(ポチりする)テクニックを教えてもらいたいです!!
※実際には不適当な言葉ですが、コミカルな会話の演出のためにあえて使用しております。
このエリアには多くの古墳が作られていたが、現在残っているのは89基。国内最大の古墳「仁徳天皇陵古墳」や、第2位の古墳「応神天皇陵古墳」、第3位の「履中天皇陵古墳」など、権力者の巨大古墳が揃っているんだ。
特に「仁徳天皇陵古墳」は、「クフ王のピラミッド」「秦の始皇帝陵」と並んで“世界3大墳墓”と呼ばれており、世界的にも注目度の高い歴史的建造物なんだよ。(参考:るるぶ.com)
大先生は、私の憧れです!!
と、いつもしたり顔で説教してくる営業 依田に、「逆に説明してやりたいな」と妄想バージョンでお送りしました。(笑)
そんなわけ(?)で、日本人は縄文時代の昔からお墓をつくり、大切にしてきました。
お盆はお墓参りへ! お墓参りに子どもを連れていくべき4つの理由!
そんなお墓文化に触れることができる、このお盆。
多くの方が「お墓参り」されることと思います。
お子さまがいるご家庭はぜひお子さまと一緒にお墓参りをしていただきたいと思います!
小野石材店のブログでも、お墓参りが子どもの情操教育に良い影響を与えるとして何度かご紹介しています。(ぜひご覧になってください!)
人生が幸せになるお墓参りのチカラ。年末年始には最強のパワースポットへ!
[小野石材店ブログ 2016.12.22]
お子さまを持つご家庭必見!優しい子になるお墓参り!? 春の彼岸はお墓参りに行きましょう!
[2016/03/16]
意外と知らない秋分の日とお彼岸の関係。感謝の気持ちを育むお墓参りへ!
[2016/09/16]
先日、「一般社団法人 全国優良石材店の会」が、お墓参りに関する意識調査の結果を発表したというニュースがありました。
墓石専門店グループの全優石、お墓参りシーズンを前にお墓参りに関する意識調査の結果を発表。幼少期のお墓参り頻度で「生命尊重」「チャレンジ精神」「既婚率」などに有意差
(引用:時事ドットコムニュース)
記事によると、15~29歳の男女1000名に対し、アンケート調査を実施して[「お墓参り」が子どもの情操教育に与える影響]として以下の4つのポイントが確認されたということです。
- 3歳以下からお墓参りをすることで「生命尊重・美的感情(美しいと感じる心)」に有意差
- お墓参りの頻度と自尊心との関連を確認
- お墓を購入する際の関わり方と、成長後のチャレンジ精神に有意差
- 小学校低学年頃までのお墓参りの頻度と、既婚率との関係を確認
これら調査結果に関して、静岡大学准教授(教育心理学)伊田勝憲氏が見解を述べられています。
① 3歳以下からお墓参りすることで、他人に優しくなる
初めてお墓参りに行った時期に3歳以下を挙げた人は、そうでない人と比べて「他の人の命も大切だと思う」「動物や植物の命もかけがえのないものだと思う」「自然の美しさに感動することがある」といった「生命尊重・美的感情」を測る項目において有意に高い肯定率を確認することができた。
伊田准教授コメント(要約):
今回の調査結果でまず注目したいのは「3歳以下からお墓参りをすること」と「生命尊重・美的感情」の高さが関係している点です。乳幼児期にお墓参りを経験していることが、子どもにとって自分自身が大事にされることと、お墓参りを通して先祖が大事にされていることが実体験として重なり、時間的に限りのある「命」を持つものすべて(自分、他者、動植物)に関心が高まるからではないかと思われます。
② お墓参りに行くほど感謝や努力を肯定する
お墓参りの頻度が少ない人は「自分の命を大切にしている」といった質問項目や、「将来の夢や目標に向かって努力することは惜しまない」という質問項目の否定率が有意に高く、自尊感情(自尊心)が低くなる傾向にあると推察される結果となった。
伊田准教授コメント(要約):
心理学者のバーバラ・フレドリクソンは、ポジティブな感情が思考や行動のレパートリーを一時的に「拡張」する効果を持つこと、そして、それが繰り返されることで広がりが定着し、その人らしい資質や能力が「形成」されるという「拡張–形成理論」を提唱しています。このことから、最初は「非日常」に感じられるお墓参りが習慣化されることで、徐々に「日常」として定着し、お墓参りの瞬間に一時的に抱いていた「感謝」や「努力」などのポジティブな感情が、やがて自分らしい感情や思いとして日々の生活を方向づけるようになると考えることができます。
③ お墓を購入するさいに関わった人は、チャレンジ精神が高くなる
お墓の購入に関わった人は、「難しいことも失敗を恐れないで挑戦する」「将来の夢や目標に向かって努力することは惜しまない」「今の自分に満足している」「自分の判断や行動を信じることができる」といった項目に高い肯定率が確認された。特に、決定権を持った、積極的に意見を言ったなど、かかわり方が深かった人は、「難しいことも失敗を恐れないで挑戦する」の肯定率が有意に高かった。お墓を購入する際に、家族で活発な意見交換を行うような家庭環境で育った人は、チャレンジ精神が高い人に育ち、ひいては成功体験を育む可能性を示唆している。
伊田准教授コメント(要約):
(お墓の購入は)必ずしも頻繁に経験することではなく、実際の経験者も少ないという結果ですが、こうした比較的大きな出来事を経験する機会に恵まれ、自分の意見が何らかのかたちで家族全体の判断に影響・貢献したこと自体が成功体験として記憶に刻み込まれ、結果として「挑戦」「努力」「満足」など自信に満ちた姿勢が育まれたのではないかと思われます。
④ 小学校低学年頃までのお墓参りの頻度は、その後の既婚率に関係がある
回答者を小学校低学年頃までのお墓参りの頻度別に分けて、既婚率を確認したところ、月に1度以上のお墓参りをしていた人の既婚率は34.6%、年に2~3回程度のお墓参りをしていた人の既婚率は22.7%、年に1回程度のお墓参りをしていた人の既婚率は20.4%、数年に1回程度、もしくは行ったことがなかったと回答した人の既婚率は14.3%と、既婚率に有意な差があることがわかった。
情操の土台を作るべき時期に頻繁にお墓参りをすることで、「家族」を持つことが大切であるという価値観が自然と醸成されることがうかがえる結果となった。
伊田准教授コメント(要約):
小学校低学年頃までのお墓参りの頻度とその後の「既婚率」との関連を示す結果については、複数の要因が背景で関連していると思われますが、お墓参りにより先祖と自分のつながり(過去から現在へ)を実感するとともに、その延長線上にある自分と子孫のつながり(現在から未来へ)を意識し、次の世代を育てることへの関心が高まることで、新しい家族を形成することへのモチベーションが明確になるのかも知れません。
まとめ
簡単にまとめると
- 3歳以下からお墓参りをすることで、他人に優しくなる感情を育てる
- お墓参りに行くほど、感謝や努力をするようになる
- お墓の購入に関わる(家族との意見交換を積極的に行なった)と、チャレンジ精神が育てられる
- 幼少期にお墓参りに行くほど、家庭を持つようになる(大切にする)
といったところでしょうか。
私もいつもお墓参りには、子ども二人を連れて行くのですが、この調査結果を見ると、お墓参りに子どもを連れて行ってる親としては嬉しい結果ですね。
ご先祖さまがつないできた命に感謝し、石屋として誇りを持ってこのお墓文化を伝えていきたいと思いました。
石のプロフェッショナル、小野石材店のお客さま感謝フェア開催間近!
お盆といえば、小野石材店で年2回開催している「お客さま感謝フェア」開催間近です。
9月のお彼岸前に、今年は1日(金)~3日(日)の開催となります。
小野石材店自慢の石工職人たちも、このフェアに向けて展示品を製作している真っ最中です。
熟練の石工職人、児玉と鈴木。
石工男子リーダー柴田。
新進気鋭の石工職人、吹野。
日頃から磨き上げた技術を駆使して、最高の製品をつくりあげています!
こちらも楽しみにしていてください!
小野石材店 夏季営業のお知らせ
石和営業本部 / 墓石・仏壇展示場
お盆も休まず、通常営業(午前8時~午後5時まで)となります。
墓石を見てみたい、お墓参りのお線香を購入したい、などなど些細なことでも結構です。
お気軽にお立ち寄りください。お電話でのお問い合わせもお待ちしています。!
上野原支店
8月11日(金)~16日(水)まで夏季休暇をいただきます。
それでは、良いお盆をお過ごしください!!!(^^)
先日訪れた三内丸山遺跡の話はまた後日に紹介させていただきたいと思います。
NEW BLOG
ARCHIVE
- 2020年5月 [1]
- 2020年3月 [3]
- 2020年1月 [1]
- 2019年12月 [1]
- 2019年11月 [1]
- 2019年10月 [1]
- 2019年8月 [1]
- 2019年7月 [1]
- 2019年2月 [1]
- 2019年1月 [1]
- 2018年12月 [1]
- 2018年11月 [3]
- 2018年10月 [2]
- 2018年8月 [1]
- 2018年7月 [1]
- 2018年6月 [3]
- 2018年4月 [1]
- 2018年3月 [1]
- 2018年2月 [1]
- 2017年12月 [1]
- 2017年11月 [4]
- 2017年10月 [2]
- 2017年8月 [1]
- 2017年7月 [1]
- 2017年6月 [2]
- 2017年5月 [1]
- 2017年4月 [1]
- 2017年3月 [1]
- 2017年2月 [1]
- 2016年12月 [3]
- 2016年11月 [2]
- 2016年10月 [4]
- 2016年9月 [1]
- 2016年7月 [1]
- 2016年6月 [3]
- 2016年5月 [2]
- 2016年4月 [2]
- 2016年3月 [2]
- 2016年2月 [3]
- 2016年1月 [2]
- 2015年12月 [3]
- 2015年11月 [1]
- 2015年7月 [2]
- 2015年6月 [4]
- 2015年5月 [6]
- 2015年4月 [7]
- 2015年3月 [1]
- 2014年10月 [1]
- 2014年9月 [1]
- 2014年8月 [1]
- 2014年7月 [2]
- 2014年2月 [1]
- 2013年6月 [1]
- 2013年4月 [1]
- 2012年6月 [1]
- 2012年5月 [4]
- 2012年4月 [4]
- 2012年1月 [2]
- 2011年12月 [3]
- 2011年11月 [5]
- 2011年10月 [5]
- 2011年9月 [3]
- 2011年8月 [1]
- 2011年7月 [4]
- 2011年6月 [2]
- 2011年5月 [3]
- 2011年4月 [3]
- 2011年3月 [3]
- 2011年2月 [1]
- 2011年1月 [1]
- 2010年12月 [1]
- 2010年11月 [2]
- 2010年10月 [1]
- 2010年9月 [1]
- 2010年8月 [1]
- 2010年6月 [2]
- 2010年5月 [3]
- 2010年4月 [1]
- 2010年3月 [1]
- 2010年2月 [1]
- 2010年1月 [1]
- 2009年12月 [2]
- 2009年11月 [2]
- 2009年10月 [1]
- 2009年9月 [2]
- 2009年8月 [1]
- 2009年7月 [2]
- 2009年6月 [2]
- 2009年5月 [2]
- 2009年4月 [4]
- 2009年3月 [1]
CATEGORY
お墓・石材に関すること
なんでもご相談ください
お気軽にお問合せください
0120-35-3042