明日から12月です。師走を迎え、なにかと気ぜわしい日々ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
ここ最近のブログは営業依田の大活躍により、いつもよりザワザワ感が多かったことかと思いますｗ
さて、先週の11月26日（日）についに「身延山 七面山 修行走」が行われました。
小野石材店トレラン部のメンバーも怪我することなく、全員が無事に完走することができました。
応援していただけた方々に、心より感謝申し上げます。

第五回 身延山 七面山　修行走

昨年は大会前の降雪のため、直登行者コースでのバーティカル（身延山 思親閣までの個人タイムトライアル形式）となってしまい、小野石材店トレラン部の猛者ぞろいは、少々物足りなさを感じていたようですが、今年は好天に恵まれ絶好のトレイルランニング日和となりました。




小野石材店トレラン部からは、七面昇龍ロングコース（36km）を走るリーダー（自称）依田。
そして思親報恩ショートコース（13km）は、代表の小野、営業部長の村田、営業の海老澤、設計の村松、総務の手塚。
石工職人の柴田、渡邉、吹野、反田。
そして初の女性参戦！
事務の山口（上野原支店）、望月が出走しました！

甲斐修験道と呼ばれた修行の山を駆け抜ける！

身延山、七面山は世界に誇るべきパワースポットであり、古来より僧侶のみならず多くの方々が修行の道と位置づけてきました。
特に身延山から七面山へ参る参道は過去には多くの信仰者が行きかい、現在でもその歴史を感じられる場所であります。
この道を舞台に修行走・MONK’S RUNを開催することにより、
多くの方に雄大な自然、歴史や文化、修行の精神に触れて心身ともに充足感を味わって、二度三度と訪れていただくことで、地域活性化と観光振興に資することを目的に開催いたします。

身延山 七面山 修行走公式サイトより

大会には御坊様の姿も。
修行走ならではの光景ですね！



この修行走の立案者であり、滝行でもお世話になった小松ご住職。
御坊様というより、精悍（せいかん）すぎて招待選手のようです（笑）

七面昇龍ロングコース（36km）スタート！

いよいよ大会がはじまります！
七面昇龍ロングコースは、小野石材店トレラン部から依田のみがエントリー。男です！
スタート前に招待選手の紹介がありました。

ナンバー12　北海道の高村選手。
こんな小柄な体でこの七面昇龍ロングコースを走るんですね。すごいです。

ナンバー１　地元山梨県、小川選手。頑張れ！
残念ながら、スタート地点での依田の写真はありませんｗ（見失いました）

そして七面昇龍ロングコースがスタート！
時間は朝の7時40分。好天とはいえ非常に冷える空気の中、選手たちの熱気が爆発します。

依田はいったいどこへ…？
すると。
無駄に三門をジャンブして乗り越える男が。
いました！
依田です！

ブッチギリに向けて快調に走り出します！
頑張れ、依田！
カメラ目線で、はしゃいでいる場合じゃない！（笑）

ロングコースがスタートしたあと、ショートコースの選手がスタートするまで少し時間があります。
依田を見届けたあと、スタート地点まで戻ると…。

思親報恩ショートコース（13km）の熱い闘い

ショートコースのスタートを控え、小野石材店トレラン部もさぞかし緊張しているのであろうと思いきや…。

そうです。
滝行のときに小松ご住職に撮影を依頼された、「水行パネル」の前ではしゃいでいました（笑）
パネル下には「The photo taken by 小野石材店」の大きなロゴがっ！？
きっと小松ご住職のご配慮でしょう。ありがとうございます（＾人＾）
さすが猛者ぞろい。
余裕の表れでしょうか。
さらに滝行メンバーにいたっては、

茨城の糸引きジェントルメン海老澤がなんとステージに上がりだしスピーチ。
もう走る前から表彰式の予行。余裕すぎる（笑）

「そんなんじゃダメだ！」と、海老澤を引きずり下ろし、ブレーキの壊れた静かなる荒武者 村田が登壇。

「な〜むみょ〜ほ〜れんげ〜きょ〜う！いくぞーっ！ブッチギリー！」と、掛け声。
周囲の冷たい目線もまったく気にならない。
さすがブレーキが壊れた男です。

その頃、代表の小野は待機場所である、いさご屋旅館さんを出て準備をはじめていました。


小野のふくらはぎの筋肉をご覧になってください。
この修行走に向けて、人知れずトレーニングを積み上げてきたのでしょうか。
代表として、社員を引っ張る重圧と常に戦う男が、この大会で魅せます。

小野が揃い、チームオノセキで集合写真。
ロングコースに負けない熱気に包まれてきます。

小野が魅せるのか。
それとも小野の横にいる依田のプッチギリライバル、石工男子リーダー柴田が小野を抑えるか。
はたまたその後ろで、顔半分しか出ていない根性のノーブレーキ男村田が滝行の成果を見せるのか！
これは見逃せません。

総務手塚は余裕の表情。
昨年の「来年もまた走るぞ！」の宣言とおり、今回も挑戦してきました。

トレイルランナー 石川弘樹さん（修行走アドバイザー）、小山田隆二さん（八ヶ岳スリーピークスのコースディレクター）らと記念写真を撮る小野。
勝手に緊張している私をよそに、和やかな雰囲気も。

イケメン職人、吹野。絵になりますね。

初の女性参戦。
上野原支店の山口と石和展示場事務の望月。
男臭かった（失礼！）小野石材店トレラン部に華が咲きます！

男たちのブライドがぶつかり合う、思親報恩ショートコーススタート！！

なんと手塚がこの位置。
去年最下位だった雪辱を晴らします！

三門に向かうトップ集団。
残念ながら早くも手塚は脱落ｗ
代わりにプッチギリ柴田がトップ争いに！！

先頭集団に食らいつく柴田。
さすがは石工男子リーダー。石工の誇りを見せます！プッチギリなるか！？
（プッチギリ：実はそんなに大したことないの意）

なんとそのすぐ後ろには手塚。
まだ脱落していませんでした（笑）まだベスト10圏内。このままイケるか！！
すぐ後ろに吹野。
スタートから熱い闘いが繰り広げられます。

そして小野、すぐ後ろには新人石工の反田が続きます。

設計の“パン食い暴走機関車むらまっちゃん”こと村松。
カメラ目線でバンザイ。余裕です。
（※休日に、美味しいパン屋さんを求めてどこへでも行く行動力から）
後ろの男性の冷たい目線が気になりますｗ
スタートしたばかりなのに、ゴール気分だからでしょうか（笑）
村田は見つかりません。
もしかしてまたどこかにピンぼけで写っているのか！？（笑）
他のメンバーを見つけられなかったので、石段を駆け上がりもう一度メンバーを探します。

新人石工職人の反田。
あれ？
魂が抜けたような表情をしている…？（のちに理由が判明）

ついに来た！
昨年の大会では腰の骨を折り、クンナム（インド産の重い石）を背負って完走した根性の男、村田！
今回も余裕の表情を見せます。

糸を引くような爽やかな笑顔を残して駆け抜ける、茨城の糸引きジェントルメン海老澤。
残念ながらピンぼけ。村田の呪いなのか。爽やかな笑顔が台なしです。

寡黙の字彫り師、渡邉も笑顔で続きます。

上野原支店の山口。サービス精神旺盛な性格で場を盛り上げます！

小柄な体で元気いっぱい、事務の望月も奮闘。
山口と望月も初参加ながら、男性選手に負けじと必死に走ります！

舞台は折り返し地点、身延山山頂の思親閣へ

選手のみんなが険しい坂道を必死に駆け上っているときに、私は優雅にロープウェイで山頂へ。

奥の院では、ボランティアスタッフが選手を待っています。
こうしたスタッフの方々の献身的な働きが大会を盛り上げ、選手の助けになります。ありがとうございます！


山頂からの眺めは素晴らしいものでした。

そして早くもショートコース折り返し地点を１位で登場した、山梨県の加藤選手。速いです！


伝わりにくいかもしれませんが、選手の格好を見るといかに厳しい坂道かがわかります（汗）
ちなみにこの写真の選手たちはトップ集団です。
トップ集団ですら写真のように手を足で抑え、苦しそうな表情で登ってきます。恐ろしい坂道です。

そして小野の姿が！
なんと小野石材店メンバー１位で登場。猛者ぞろいのメンバーの中、この厳しい坂道を制しました。


次は下りになります。
軽やかに駆け抜けていきます。このまま逃げ切ってブッチギリなるか！？

そしてプッチギリ柴田。
石工男子リーダーとして巻き返しを狙います。

続いて村田。安定のピンぼけです。

改めて撮り直し（笑）


すぐさまロープウェイにて引き返し、メンバーのゴールシーンを撮りに。

下にくだって三門前に待機していると、糸引きジェントルメン海老澤の姿が！
なんと小野、柴田を抜いたのか！？
素晴らしい健闘ぶり。

そして柴田が続いてゴール。

柴田のすぐあとに、なんとロングコース１位の小川選手が帰ってきました！
なんという速さ。
もう驚きしかありません！
（小川選手は、甲州市出身のプロトレイルランナーです：SALOMONのプロフィールページはこちら）

会場が小川選手のゴールで盛り上がっているところに村田の姿！
せっかくのゴールがかすみます(TOT)
持っている男です（笑）


あれ？
村田を迎える小野の姿が…。
もしかしてもうゴールしてしまった…のか…！？
（小野は海老澤よりも早くゴールしており、なんと小野石材店ブッチギリ１位！　私がロープウェイで下りてくるより早くゴールしてしまったのです。6月のスリーピークスに続き、またしても小野石材店ブッチギリ1位です！）


イケメン吹野もゴール。
なんだかみんな着実に実力を伸ばしてきている気がするのは気のせいでしょうか。

その間もロングコーストップ集団の選手たちが続々ゴールしてきます。
本当に36kmも走ってきたのでしょうか。
まだ余裕があるような感じです。

石工男子渡邉と反田もゴール。
反田は車酔いしたままレースを走り、登りは半死状態だったそうです。
先輩職人の渡邉が、体調不良の新人反田に付き添ってゴール。
半死状態の反田のそばにずっと付き添っての走り。素晴らしいですね！

総務手塚もゴール。
一時（スタート直後）はトップ集団だった手塚でしたが、去年の最下位に比べればすごい進歩です。
頑張ってダイエットした結果が出ました。

“パン食い暴走機関車むらまっちゃん”こと村松もゴール。
暴走機関車らしく、突進してきたのでゴールを撮り逃し、「もう一度ゴール前を走る姿を撮らせてくれ」と無茶なお願いをし、走ろうとするも後ろのバスに轢かれそうになる村松。
結局ゴールシーンは撮れず。残念！

ロングコース女子１位高村選手もゴール。
小柄な体で、本当に凄いですね。

上野原支店の山口、事務の望月もゴール。
学生時代は陸上でならした望月も、初参加、ブランクがあっての修行走。本当によく頑張りました！

満足げな村松の表情。（奥の目ピントですが…（汗）　奥の目ピント：奥の目にピントが合ってしまった残念な失敗写真。まったく残念です）
完走したメンバーの気持ちを表すような良い表情です。（残念な奥の目ピントですが…）

奮闘した女性社員をねぎらう、ブッチギリでゴールした代表の小野。
１位でゴールした王者の貫禄すら漂いますｗ（モミモミ←手を揉む音）

そして会場は表彰式へ…

会場では表彰式も行われ、会場は大盛り上がり。
村田や海老澤、私はじゃんけん大会に参加して一緒に楽しみました。
…あれ？
なんか忘れているような…。

可愛らしいレッドブルのお姉さまが、「エナジーチャージしませんかぁ？」と私だけに言ってくれた（ように思えた）ので、走りもしないのにレッドブルをいただいてしまいました。
しかも２本もいただいて飲んでしまったことを告白して懺悔します…。
…あれ？
誰か忘れているような気が…。

俺を忘れるな！ 怒りのM字男依田のゴール！

そうだ！依田です！
会場で振る舞われた豚汁が最高に美味しかったのと、可愛らしいお姉さまからレッドブルをいただいたことで、危うく依田の存在を忘れるところでした（汗）

素晴らしいゴール！
いつもイジってしまいますが、滝行を敢行したり、36kmもの長距離を走ってきた依田は本当に凄いと思います。

依田：部長、私のブッチギリ見ました？
村田：ゴメン、じゃんけん大会してた（笑）
というような会話の二人ｗ

最後は、スリーピークスでも一緒だった、取引先のKさんと。
「Kさんには負けない。ブッチギるよｗ」
と宣言していましたが、なんと逆に1時間以上もブッチギられた依田。
この二人の表情が残酷な勝負の世界を物語ります。
来年のスリーピークス、修行走に向けて、依田の雪辱がはじまります。
滝行を超える行はあるのか！？

修行走を終えて
〜なぜ小野石材店はトレランに挑戦するのか？

小野石材店では代表である小野が率先して、社員に運動することを勧めています。
それはなぜでしょうか？
あるデータでは、皇居の周りをランニングしている会社員の半数以上が年収７００万以上と答えていたという結果があったり、最近の研究結果では、「早起きしてジムにいったり走ったりといった運動することが、仕事に良い影響を与える」ということが報告されています。
運動と仕事の関係性について、

体を鍛えることと、計画的に仕事をすることが似ている

仕事ができる人は、目的を明確にする→そのための目標をたてる→目標達成のための具体的な行動を考える→実際に行うという一連の計画の流れを理解しています。
目標を立ててその過程をしっかりとこなしていくということが着実にできる人は仕事においても運動においても同じだということですね。

「体が資本」だということを理解している

「体が資本」この言葉は、松下幸之助が言った言葉ですが、どんなに才能がある人でも健康でなければ十分に仕事もできず、才能も生かされないということだそうです。それを理解しているからこそ、できる人は運動をかかさないということですね。仕事ができる人はスキル向上のための投資も行いますが、それと同時に健康のための体への投資もしっかりと行っているそうです。

運動は脳を活発にする効果がある

運動をしているとアイデアが湧いてくることがあるという方もいるかと思います。そういう方は運動が脳にも良い影響を与えていることをなんとなく感じていることでしょう。
実はこれを実証するための研究が行われていて、米国の高校で、授業が始まる前にランニングなどの運動の時間を設けたことがありました。その結果、運動を行った生徒の記憶力や集中力は上がったそうです。これは脳の前頭前野というところが活性化をするためだそうです。

ストレスを軽減することができる

運動中は筋肉の動きや呼吸に意識が向いていくため、脳の動きが制限されます。これがストレスの解消に繋がります。また、運動と言っても筋トレやスポーツなどいろいろなものがありますが、ジョギングがおすすめだそうです。ジョギングをしているときは「セロトニン」というものの分泌が促されるようで、眠気を覚ましたり、幸福感をもたらす効果があるとのことです。

体型でその人がわかる

運動やトレーニングだけには限らず、自分自身を律するための習慣を身につけているということは仕事で成功をするために必要なことのようです。どれを成功と呼ぶかは人それぞれですが、仮にそうでなくとも自分を律するための習慣を身につけることは大事なことです。
アメリカでは、肥満な人は自分自身をコントロールできていないんだなと思われてしまうこともあるようです。そのような人が会社のリーダーとして多くの人を率いて行けるのか、という厳しい見方があるのですね。
反対にしっかりと鍛えられている人は、自己管理ができ、肉体だけではなく精神的にも力のある人だということになるようです。本当にそうなのかどうかまでは言い切れないですが、周りに与える影響が違ってくるということですね。
（上記内容は「仕事ができる人は運動をしている？仕事と運動の関係性とは？」から引用させていただきました。）

まとめ

今年6月に開催された「スリーピークス八ケ岳トレイルランニング」での小野。

地元山梨県の活性化と、社員同士の和や団結力を向上させるために

実は小野自身も100kg近くあった体重を減らし、こうしてトレイルランニングで好成績を残すまで人知れず努力した人間です。
自分が経験してきた体験、そして上記のようなスポーツの有用性を社員にも伝えようと率先垂範して示しているのだと思います。
その結果、運動が得意な社員ばかりではありませんが、皆で同じ目標に向かって努力し、得られる経験を仕事以外でも共有し、社員同士の和や団結力を向上させています。
もちろん企業としても、地元山梨県の活性化はもちろん、身延山 七面山という山梨の世界に誇るパワースポットで、一人でも多くの方が雄大な自然、歴史や文化を残すこの場所に触れてもらいたいと、今後も参加を通じて応援させていただきます！
依田をはじめ、今後も小野石材店トレラン部の活躍に目が離せません。
改めて、小野石材店トレラン部を応援していただいた皆さま、そして今回の大会を開催された小松ご住職をはじめ関係者の皆さまに厚く御礼を申し上げます。

本当にありがとうございました！