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のどかな風景に武田氏由来のお寺|鳳凰山願成寺

こんにちは、武藤です。
先日は武田八幡神社の紹介をさせて頂きましたが、
今回も同じ

「武田の郷」にある願成寺(がんじょうじ)さんです。

田園風景の中、文化物が数多く残る武田氏と縁が深い名刹です。

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鳳凰山願成寺(ほうおうさん がんじょうじ)は、
国道20号から武田八幡神社へ向かう道程のちょうど中間地点辺りに建っています。

・秩父三十四観音像

秩父三十四観音
駐車場から寺庭へ続くスロープには、観音様がずらりと並んでいます。
秩父三十四カ所観音霊場の各札所にまつわる観音様を、
スロープを上るだけでお参りできちゃうお得仕様です?(笑

・山門

願成寺・山門 願成寺・山門山号
元治元年(1884)年に倒壊してから平成2年(1990)に再建されたそうですが、
一枚板(ケヤキ)で山号の書いてある額は後白河法皇から下賜された貴重な品。

・寺庭

願成寺・無縁仏供養塔 願成寺・赤飯塚無縁仏供養塔
無縁墓・水子供養の石碑・観音像や、様々な灯篭が配されて、
広い寺庭をゆったりとした、機能的な空間にしています。
願成寺・阿弥陀三尊 願成寺・よくわからん観音様w
阿弥陀三尊は重要文化財に指定されています。拝覧には予約が必要!
私は灯篭好きなので、色々な種類があって楽しかったです。

・武田氏累代霊殿

願成寺・丸雪見灯篭 願成寺・武田家累代霊殿
本殿から左手の方へ抜けると小高い丘の上に武田氏累代霊殿があります。
かっこいい丸雪見灯篭を見ながら石の階段を上ります。

・信義墓所

武田義信のお墓
角礫凝灰岩(かくれきぎょうかいがん)の五輪塔、鎌倉初期の形なんだそうです。
(角礫凝灰岩=角がカドカドしい粒子が固まってできた岩)
写真だと小さく見えますが、183cmもあるのだとか。
凝灰岩といえば大谷石が有名です。当社にもピザ窯がありますよ!

・寺庭を抜けて奥へ

願成寺・田園風景の中の墓地を遠目に
信義公のお墓や武田氏累代霊殿を右手に見ながら奥の方へ進むと墓地があります。
この時期、田植えも終わって元気に伸びている棚田の中にあって良い雰囲気でした。
願成寺・田園風景の中の墓地 願成寺・田園風景の中の墓地へ近づくのだ 徒歩で
境内を一通り散歩して観光したら、田舎田園風景をみながらもう一歩き、いいですよ!
韮崎でもこちら側(川を挟んで南側)は山から川から涼しい風が吹き上げてくるようでした。

・さらに奥へ

成願寺・おじゃまたくし! 成願寺・のどかー
営業担当の墓地点検に同行しましたので、私も後を追いかけて墓地へ。
途中の田んぼで今年初のおたまじゃくしを見つけました(・▽・)
お寺周辺の写真も撮りましたが、のどかでいい風景でした!

鳳凰山、なんて暑そうな名前ですが、周りの自然の多さのせいか、
すごくカラっとした涼しさでした。

寺庭も広く、見所も満載ですので、ちょっとした散歩には良いのではないでしょうか。
私の初記事、お寺さんぽ のような記事になってしまいました(笑
さて、

最後に一風変わった灯篭(?)の写真を紹介します。

石憧(石幢)(せつどう・せきどう)というのですが、灯篭のような形で、
火袋の部分に六地蔵が彫ってあります。
石幢せきどうは石塔からきているらしいよ
そのうち、他のお寺のものも紹介できたら、と思っています。
では、また次の記事でお会いしましょう!
Twitterの方もよろしくお願い致します!

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