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恩賜林御下賜100周年記念碑工事　｜　基礎工事

2011.12.27

こんにちは。営業の野際です。

今回は、恩賜林御下賜[おんしりんごかし]百周年記念碑建立工事の第2弾です。

前回は地鎮祭までの紹介でした。
今回は、本格的に工事に着工します。
記念碑を陰で支える、基礎工事の流れを紹介させていただきます。
施工している部分を図面で示していきますのでよろしくお願いします。

土を掘り終わり、測量をしているところです。
写真は高さの確認をしております。
地盤のしっかりとした地層まで掘ります。

監督者の立ち会いのもと、確実な施工が出来ているか確認して頂きます。

区画の中央に鎮め物を安置します。

「鎮め物」[しずめもの]というのは、土地の神様を鎮め、
土地や建物が揺らぐことの無いように祈願したものです。
…無事に工事が完了出来ますように。

砕石を敷込み、転圧をかけております。
砕石転圧後、規定通りの寸法に施工できているか測量しております。
　

続いては、均し[ならし]コンクリートの施工です。
均し[ならし]コンクリートの検測です。
　
均し[ならし]コンクリートは「捨てコンクリート」とも呼ばれます。
これから施工する基礎の大切な墨を出すための基準になる部分です。

型枠を組んでいるところです。
コンクリートの圧力に負けないように頑丈に。

ベースパックの取り付けです。
記念碑の耐震施工の上で、最重要部分です。

この位置が、後の工程で鉄骨を建てる際に基準となります。

基礎の鉄筋の検測です。
基礎の躯体[くたい]部分で、鉄筋のピッチ、幅などを測ります。

躯体部分にコンクリートを打設しております。
しっかりとバイブレーターをかけて、コンクリート内部の隙間を排除し、
密度の高いコンクリートにします。

コンクリートの打設には、コンクリートポンプ車を使用します。
外柵部分のコンクリートの打設です。
　
コンクリートが固まり、型枠を外したら、基礎部分の検測です。
幅、奥行、高さを検側します。

基礎部分の埋め戻しです。
埋め戻しは、30㎝以内ごとにしなくてはなりません。
これは、埋め戻し工事で重要なポイントで、このような施工をしなければ、
いくら転圧をしてもしっかりと地面は固まりません。
今回は90㎝埋め戻すので、3回に分けて施工します。
手間をかけ、しっかりとした施工をしていきます。

埋め戻しが終わりました。
埋め戻した部分には、踊り場の基礎の施工です。
こちらは配筋検測です。
　