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日本の職人のスゴ技!石の都 岡崎で見た、石製品の可能性[第25回 岡崎ストーンフェア]
こんにちは、大沢です。
9月から続いていた長雨で、ずっとスッキリしていなかった空模様ですが、ここ最近は天気に恵まれることも多く、秋らしい好天が続いていますね。
先週の土日(15日、16日)は、久しぶりに好天に恵まれた週末でしたので、お出かけした方も多いと思います!
そんな好天に恵まれた16日の日曜日、行ってきました石の都 岡崎(愛知県)へ。(^-^*)/
(秋晴れの岡崎。バルーンには「岡崎ストーンフェア」の字が!)
(駐車場からストーンフェア会場を望む)
「石製品の可能性を多彩に提案する」岡崎ストーンフェア!
(受付で明るい笑顔を見せてくれた岡崎ガール)
(多くの人で賑わうストーンフェア会場)
岡崎ストーンフェア
開催日時:10月15日、16日の土日。
開催場所:愛知県岡崎市 乙川河川敷
なぜ岡崎は「石の都」なのか?
岡崎の石の歴史は古く、豊臣秀吉が城主に任命した田中吉政が、城下町を整備するさいに泉、河内(現在の大阪)から石工(石の職人)を移住させたのが始まりとされています。
(岡崎石製品協同組合連合会編から参照)
戦前の最盛期には、350軒を超える石屋があったそうです。
岡崎は「岡崎みかげ石」の産地で知られ、茨城県真壁町、香川県庵治町と並んで全国三大産地に数えられます。
小野石材店 代表小野が石工として修行した地でもあり、熟練の石職人としてたびたびブログにも登場する児玉、柴田の出身地でもあります。
岡崎といえば、徳川家康公の生地としても知られます。
(徳川家康公の幼少時代「竹千代」の像)
(徳川家康公の像)
家康公の像が置かれているこのベンチは「出世ベンチ」。なんだか出世できそうなので、30分ほど座ってきました(笑)
すると説明には、
「このベンチは「石都岡崎」と呼ばれる岡崎の優秀な石職人の技術と、地元産の良質な御影石を使い、造り上げられています。家康公とこのベンチに座り、天下人を生んだ岡崎の魂を感じてください。」
…!?
…すいません。腹黒い気持ちでベンチに座ってしまいました(汗)
石製品の加工技術の高さは、さすが石都 岡崎。
会場に展示されている石製品を撮ってきました。
論より証拠。
岡崎の石製品をご覧ください。
定番の石製品
展示が多く見られたお地蔵さま。いわゆる地蔵菩薩。
お地蔵さまは、「お釈迦さまがお亡くなりになられたあと、次の仏である弥勒仏が出世するまでの無仏の間、六道の衆生を救済する菩薩」です。
今この世界を生きている我々を助けてくれる仏様です。
穏やかなその表情は、和やかな心へと導いてくれますね。(*´∇`*)
魂が宿っているかのようです。
石工職人の技術の高さが見て取れます。
お墓の展示品
お墓は、五輪塔、和型、洋型などの従来の形に、現在的なデザインを取り入れたものが多く展示されていました。
番外編
石都 岡崎らしい(?)、高い技術で造られたユニークなものもたくさん。
今回のフェアのテーマは「玄関先や壁際の演出術」。
玄関先や壁際を印象的に演出する石製品がたくさん展示されていました。
出展業者それぞれの強みを生かした石製品が展示されていて、とても興味深い内容でした。
なかでも個人的なお気に入りは、
こちら。その名も「極楽浄土」。
筋肉質の方(?)がお風呂に入っているのでしょうか。
一見すると意味がなさ気ですが、深いタイトル(?)でユニークな作品に心惹かれました(笑)
会場を盛り上げる各種イベント
会場のおもてなしステージを中心とした各種イベントもフェアを盛り上げていました。
大道芸人によるショー
自然石を絶妙のバランスで積み上げるバランスアートの体験。
大勢のお客さまが挑戦していました。風が吹いただけで崩れてしまわないか見ているだけでハラハラ・ドキドキですw!
ご住職による合掌の解説。
「ああ、そうだったんだ」という、普段の生活では知ることの出来ないことをわかりやすく説明されていました。
(このお話をすると長くなってしまうのでまた別の機会にw)
立浪部屋、立浪親方のトークショー。和やかな雰囲気で相撲についてお話。
石の都で熱い相撲の話。うーん、絶妙!
「石の都」とよばれる岡崎の雰囲気と熱気を感じられるフェアでした。
私は16日に訪れましたが、工場長の牛山をはじめとする小野石材店の石工職人たちも15日の土曜日に訪れました!
勉強熱心ですね。さすがは自己研鑽を怠らない、小野石材店 自慢の石工職人たちです!(‐^▽^‐)
石工男子の渡邉、吹野は大いに刺激を受けたようで、「いずれは岡崎に負けないものをつくってみせます」と頼もしい言葉も!
(左:渡邉、右:吹野)
小野石材店には、岡崎で修行した代表小野や、岡崎で腕を磨いた名工 児玉、柴田がいます。
高い目標を持ち、熟練の職人のもとで日々ワザを磨く小野石材店の若手職人に今後も大注目です!
「石の都」に負けない、小野石材店のお客さま感謝フェア
ここで忘れてはいけないのが、春・秋に開催される小野石材店のお客さま感謝フェア。(´0ノ`*)
まだまだ石の業界に入って日の浅い私ではありますが、岡崎のフェアへ行って感じました。
「小野石材店のフェアも負けていない」と。
それは、代表小野や児玉、柴田らに息づく岡崎の技術。
140有余年の歴史と伝統に積み上げられた小野石材店の技術と風土。
常に革新を求める企業姿勢。
手前味噌(岡崎(名産:八丁味噌)だけにw)で申し訳ありませんが、石都 岡崎の技術と、小野石材店の良さ・可能性を見ることができました。
さらに進化する今後の小野石材店にどうぞご期待ください!!
岡崎ストーンフェアは年に一度。
もし、機会があれば皆さまもぜひお出かけください!
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