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行ってきました。山梨手伝い隊 in 石巻

皆様、お久しぶりです。営業の斉藤です。
先日、ボランティア活動で宮城県石巻市へ行ってきました。
4/19日の深夜に出発して現地で作業をして20日の深夜に帰ってきました。
今回のメンバーは【山梨手伝い隊】11名です。
ボランティアの受付のある石巻専修大学へ到着すると、
なんと・・・。雪景色でした。
IMGP9194.jpg
写真のように、桜も咲き雪は9時ごろには溶けてしまいましたので時期外れの雪が降ったのだと思います。
しかし、山梨よりも断然寒いです。被災者の方々は本当に厳しい中で過ごされているのだなと感じました。
また、これからボランティアに行かれる方々は服装に注意してください。
ボランティアセンターの周りにはボランティアの方のテントがいっぱいありました。
IMGP9195.jpg
日中は作業で疲れ夜は寒いテント生活、ボランティアの方々も非常に厳しい環境だと思いました。
私も今回は薄着だったので、早く作業を始めないと風邪をひきそうなくらい寒かったです。
今回のボランティアセンターでは、受付をするとこのような
IMGP9209.jpg
ワッペンがいただけました。
【がんばっぺ!絆石巻!!】
これを腕につけているだけで、ボランティアみんなの絆が深まる気がしました。
ちなみにスコップなど道具一式はここで借りることができます。
今回の作業は、高齢者の方からの依頼で「津波の被害で濡れてしまった家財道具一式を運び出してほしい」とのこと。
さあ、ここからボランティア活動開始です!!
私の頭の中は
こんなイメージ
201103240001_000[1]
さあ気合いを入れてがんばるぞ!!
交通渋滞に巻き込まれながら現場へ到着すると、
あれ??
IMGP9200.jpg
イメージよりも落ち着いているし道も渋滞している(写真の屋根の上の人は人形です。)
先ほどのイメージとは違ったようです。
私の行ったところは被災者の方やボランティアの方々の活動でかなり復旧されておりました。
こちらが今回の現場です。
IMGP9210.jpg
この写真は作業完了後の写真です。
2軒の家財道具を全て搬出しました。
作業は、ひたすら力作業です。特に畳が水を吸って重いのなんのって、すべてが想像以上。
この地域は次の写真を見ると分かりますが、
IMGP9213.jpg
下のガラスにうっすら着いている横のライン。
ここまで水があった証拠です。
テレビで見た光景がここでも起きていたのでしょう。
今回11名で
DSC00274[1]
2軒分の作業しかできませんでしたが、依頼者の方からも大変感謝していただき、作業中にお菓子までいただきました。町を見ると、ボランティアの方が至る所で活動をしており、復興に向けての勢いを感じます。
この地域だけでも何人のボランティアの方が作業をすれば片付くのか想像もできませんが、被災者の方々と力を合わせ前向きに取り組み、一日でも早く復興出来ることを願います。
ここは港から3キロほど離れていましたが、
港では
IMGP9215.jpg
別世界でした。
まさかここまでひどいとは・・・
みんな、呆然とするだけでした。
復興にはまだまだ時間がかかります。
皆様にも勇気を出して参加していただきたいと思いました。
私も引き続き機会をつくってボランティアに参加したいと思います。
”百聞は一見に如かず”とは言いますが、
まさにその通りで、現地へ行かないと分からないことがいっぱいあります。
しかし最近では被災地を観光する人もいるらしいです。非常に悲しい現状です。
しっかりとボランティアという目的で行っていただきたいと思います。
いつの日かこの出来事を子どもに話す時がくるはずです。
忘れてはならない記憶として胸に刻み伝えて行こうと考えております。
これからGWになりますが、ボランティアに参加される方は保険など注意事項がいろいろとありますので事前にインターネット等で各ボランティアセンターへ申し込みされてから、現地へ向かってください。
それでは
ガンバレ日本!!
がんばっぺ!石巻!!

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