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恩賜林御下賜100周年記念碑工事 | 記念碑建立・部材制作

こんにちは。営業の野際です。

今回は、恩賜林御下賜百周年記念碑建立工事の第3弾。

第1弾は「恩賜林御下賜100周年記念碑工事 | 地鎮祭」
第2弾は「恩賜林御下賜100周年記念碑工事 | 基礎工事」
でありました。
今回は、

  • 記念碑の建立の上で重要な耐震施工、「鉄骨の建て方」
  • 記念碑が「原石の状態から部材として出来上がるまで」

の2本立てで紹介させていただきます。

【鉄骨の建て方】

レベルモルタルの施工です。

恩賜林御下賜100周年記念碑工事 レベルモルタル

鉄骨の高さを決め、
水平をとるための重要な部分です。

鉄骨の取り付けです。

恩賜林御下賜100周年記念碑工事 鉄骨建て

基礎工事で設置したベースパックに
鉄骨を取り付けます。

ジョイント部分に無収縮モルタルを流し込んでいます。

恩賜林御下賜100周年記念碑工事 無収縮モルタル

これによりベースパックと鉄骨が、
かっちりと固定されます。

鉄骨の取り付けが終わり、周りに足場を組みます。

恩賜林御下賜100周年記念碑工事 鉄骨足場
次からは、いよいよ記念碑の据付となりますが…
その前に、
記念碑の石が出来上がるまでを紹介させていただきます。

【記念碑の部材加工・制作】

こちらが、今回のメインの記念碑となる原石です。

恩賜林御下賜100周年記念碑工事 石碑原石
まだ山から切り出してきたばかりで形もいびつ、
この石を加工して記念碑を作成していきます。

まず原石を決められた大きさに四角く切っていきます。

恩賜林御下賜100周年記念碑工事 切削

この機械の刃の部分には、
ダイヤモンドが使われています。
石って、とっても硬いのです。
(当たり前みたいですけど)

原石の切削が終わったところです。

恩賜林御下賜100周年記念碑工事 切削 終了

これから、淀の部分の切削をして、
磨きの工程に移ります。

磨きの工程です。

恩賜林御下賜100周年記念碑工事 磨き

目の粗いものから順番に、
徐々に目の細かいもので磨いていき、
本磨き仕上げにしていきます。

本磨きに仕上がりました。

恩賜林御下賜100周年記念碑工事 本磨き仕上げ
鏡のようにツルツルとなり、反射しております。
(正面から写真を撮るとバッチリ写り込みます(笑)

ホゾをつけ、中央に鉄骨用の穴開け加工を施すと、
1つの部材が完成です。

恩賜林御下賜100周年記念碑工事 部材1つ完成
このように、他の部材も制作していきます。

こちらは、社内検品を行っているところです。

恩賜林御下賜100周年記念碑工事 社内検品1 恩賜林御下賜100周年記念碑工事 社内検品2
実際に組み立てて、寸法に間違いがないか検査をします。
この検査でOKが出たら、次は字彫りの工程です。

字彫りの工程です。

恩賜林御下賜100周年記念碑工事 字彫り

サンドブラスト
という高圧で砂を吹き付ける機械を使って、
字を彫っていきます。

字彫りが終わった直後です。

恩賜林御下賜100周年記念碑工事 字彫り直後
まだ字を彫る際に貼り付けたゴムが残っております。
この状態で色を入れることで、字をはっきりと浮き上がらせます。

字彫りが終わり、記念碑が完成です。

高根財産区連合会の方々に完成した記念碑を確認していただきました。
恩賜林御下賜100周年記念碑工事 石碑完成
皆さん、「大きいねぇ!」と驚いておられました。

第3弾は以上となります。
ようやく記念碑が出来上がりました。
この記念碑が、現場に据え付けられた時の迫力を想像すると、
胸がわくわくしてきます。
第4弾は、ついに記念碑の建立と外柵の据付です。
高所での作業となりますので、
安全対策に十分注意して施工を行っていきたいと思います。
お楽しみに!

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