年末年始のご挨拶

年の瀬もいよいよ押し詰まり、皆様におかれましてはますますご繁栄のこととお喜び申し上げます。2019年も残すところあとわずかとなりました。
平素は格別のお引き立てを賜り、心より御礼を申し上げます。
お陰さまで小野石材店も無事に年の瀬を迎えることができ、これも多くの方によるお力添えによるものと感謝しております。
本年は、平成から令和へと元号が変わり、日本国全体が新たにご即位された新天皇皇后両陛下とご皇室の弥栄（いやさか）、日本国の隆昌と世界の平和を心から願う一年でありました。
弊社もこの時代の変わり目に、明治の創業から大正、昭和、平成、そして令和とお客さまとともに歴史を歩み続けてきたことに想いを馳せ、小野石材店としてこれからも地域社会に貢献していけるよう決意を新たにしたところであります。

▲こうふ開府500年記念事業の一環で製作された武田信虎公像 （台座製作：2018.12）

▲自社で加工できる石工職人の育成、「日本物志向」の仏壇の展示、今年も続編を製作した石の新しい形、インテリアとしての展開「石と鉄と木と」

インターネットの普及、急速な技術革新によって今後はますます、情報通信の更なる発達と経済のグローバル化、またAIの進化、国際化も更に進むと予想されます。
一方、日本の持つ文化水準の高さや宗教への寛容性、自然との共生の思想は今や世界的に評価されつつあります。
相手を認め思いやる、世界に誇れる日本人の心の美しさは、お墓参りに見られる祖霊崇拝などの心の文化に見ることができます。お墓文化は命のつながり、家族のつながりを身近に感じることのできる、先人が知恵を出して生み出したものです。

▲今年のフェアで配布したニュースレター「ohaka」で取り上げた武田信玄公のお墓。

このお墓建立に携わる石材店として、『日本の心』の文化を誇りに持ち、また社員が率先して継承していくべきものと考えます。
時代のニーズの変化に合わせながらも、物事の本質をしっかりと見極め、今後も「利他の精神」で明るく活気のある職場づくりに取り組んでまいります。
あらためて一年のご愛顧に心からお礼申し上げますとともに、来年も石を通じて多くのお客さまにご満足いただけるサービスを提供すべく社員一同精いっぱい努力してまいります。今後とも小野石材店に変わらぬご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。